身(身体)、口(言葉)、意(心)を整える
先日、友人からのお誘いで川崎大師へ行ってきました。
友人Aちゃんは少し遅れるようなので、友人Bちゃんと先に向かいました。
Bちゃんは毎日川崎大師に足を運び護摩祈祷を受けているようです。
どうりで、前回会った時よりすごく元気というかエネルギーが強く太くなっているように感じました。
Bちゃんは毎日通っているからか?地元のように何の迷いもなくまっすぐと川崎大師へと向かいます。
空が広く澄み渡り、気持ちの良い風。そこに堂々たるお姿のお寺様。
とっても陽のイメージの湧く地場です。
護摩祈祷の行われる本殿は畳が気持ちよく心地の良い場所です。
説法を心静かにここに在る私の心の中へ、そのお話をする声の振動が心地よく、私を優しく響かせ準備運動かのように私の魂に語り掛け、目覚めを促されていきます。
そしていよいよ護摩祈祷が始まると、その太鼓の振動は私の仙骨へとダイレクトにドンドンと響き、僧侶の方々が読み上げる読経の響きが、どんどんと私の内側へと入り空海の世界へと誘います。
全ての抵抗を手放し身を委ね、その振動が私の中でどんどんと広がり解き放っていく感覚です。
そして私の首の後ろからすごい勢いでその太鼓の激しいリズムとともに、おそらく私の中にある不要なエネルギーがダムのようにどわーっと押し流されていくのを体感していました。
ただそこに胡坐をかいて座っているだけなのに、こんなにも浄化されていく私の体を体感するなんてこれが護摩焚きというものなのか?
そして静けさの中とても神聖な自分の内側の中で流れる水?を感じました。
私は四柱推命では水がほとんどで、火がないらしいので時々火を浴びに来ようと思います。
そして大きな畳の上で心地よい風を感じていると。。。友人Aちゃん登場!
3人そろってもう一度護摩祈祷です。1回目であともう少し浄化を受けたい気分だったので、おかわり護摩祈祷です。
2回目はすぐに空海の世界へとつながり、少し自由に飛ぶ?踊る?そんな体感の中、終盤を迎えると急にバサッと竹を割るかのように、その空間がバッサリと斬られるかのようで、あっけにとられている私に空海から「新しい私の誕生だ」と告げられました。そして静けさの中新しい私で目を醒まします。
もうエネルギーがスパンと新しく切り替わるかのような体感です。軽いのにものすごい根がコアとつながっている。私はそのエネルギーを少しずつ自分になじませていく感じです。言葉、文章にするのは難しいですが、この時の体感を記録として残してみました。またこのエネルギーが十分に自分の中でなじみ私の中で新しいケミストリーが起きるのをワクワク楽しみたいと思います。
そして暫く3人で畳の上でエネルギーを馴染ませとても心地よい穏やかな時を過ごします。何とも言えない3人のエネルギーがとても穏やかに交わる感じが今思い出しても心地よいです。
そのあと写経へ向かいます。その時に見上げた空にはまっすぐに上へと伸びる飛行機雲が印象的でした。
写経は初めてで、しっかり2時間くらいの時を写経と向き合いました。
下に写る文字を小筆で写し書いていくのですが、なかなか難しい文字もあり、墨のつけ具合、筆の力加減など、煩悩が駆け巡ります。それでも一つ一つの文字と心静かに向き合っていくと、筆と筆を持つ手と私とすべてが重なる瞬間がふと訪れます。駆け巡っていた煩悩たちがスーッと消え去りただ静かにその文字と向き合うとき、そこに書き出される文字は、私の心の真実のように感じることができました。
写経というのはとても奥深くたった一枚の紙に書き出されたその文字一つ一つに私の心が映し出されているかのようです。すべてが一体になりただ静かに、すべての文字に私の心の真実が書き出される瞬間をいつか味わってみたいものです。しばらくの間は修業が必要そうですが。。。(笑)
とまあ。。。なかなか濃い深い時間を3人で共にすることができました。修行の後はおなかもペコペコです(笑)たっぷりの遅めの昼食をいただきました。3人それぞれが受け取ったエネルギーが交わり言葉にするたびにケミストリーが起き、愛が深まる時間を味わうことができて本当に心が満たされる楽しくて素敵な時間でした。また次回が楽しみです。